スペイン語の表現の幅を増やして日常会話の力をつけたい!
今回は、そのような方に最適の本を紹介します!
これから紹介する本を読めば、あなたは旅行先、留学先などでだいたいの自分の気持ちは伝えられます。
私はスペインに留学していたのでこの記事の信頼性は担保します。
【スペイン語】日常会話おすすめ本(フレーズや語彙数が覚えられる)
それでは、早速紹介します。
その本は、こちら!
これほどテーマ別に会話表現がうまくまとめられている本は見たことがありません。
私は衝動買いしました。「3パターンで決める」というタイトル通り、テーマごとに3パターンの表現が載っています。
1つ例を紹介します。テーマ「助力を求める」というセクションでは
・¿Podría ayudarme?(手伝っていただけませんか。)
3パターンで決める日常スペイン語会話ネイティブ表現
・¿Qué debo hacer?(どうすればいいですか。
・Necesito tu consejo.(アドバイスをしてもらえますか。)
という表現が載っており、この文を使った例文が会話形式で載っているという感じです。
これ、日常会話ですぐ使えますよね!
単語を覚えただけではなかなか使うことができません。前置詞に何がつくのだろう・・とかすぐにはわからないからです。
熟語だけでも慣れてないと少し厳しいです。文の中のどの位置に来たり、どのような文脈で使うのかいまいちわからないことが多いためです。
この本の表現は、会話形式の例文のおかげでどのような文脈で活用できるのか一目瞭然なのです。
意外と会話形式で例文を載せている本って少ないです。
また、例文の中でも読者の方の理解が進むように工夫してくれています。
さっき挙げた例の例文を1つ紹介します。
A:¿Qué debo hacer?
3パターンで決める日常スペイン語会話ネイティブ表現
B:Lo que tienes que hacer es estudiar fuertemente para el examen.
A:(何をすればいいかしら。)
B:(きみがすべきなのは、試験勉強を一生懸命することだよ!)
ポイント:lo que「・・・なこと(英語の関係代名詞whatに相当」/estudiar「勉強する」/fuertemente「強く、非常に」/examen「試験」
というように、難しそうな部分やつまずきそうな部分を丁寧に解説してくれています。
全部で162個もの場面での表現が3個ずつ書かれています・・・!
これさえ頭に入ってたら日常では自分が思ったことはだいたい伝えられますよね。
もちろん、CDが入っているので発音も練習すればネイティブの人と普通に話すのも夢ではないです。
著者の井上大輔氏は、ネイティブスピーカーは話す際に文法を1から瞬時に組み立てているのではなく、よく使うフレーズを決まり文句として覚えそれを活用していることが多いと書いています。
私もバラエティーに富んだ会話をするためにはまず超頻出のフレーズは暗記してそこに本当に言いたいことを付け加えたほうが上達が速いと思います。
スペイン語表現に必携の書
これさえ読めばスペイン語でだいたいの事は表現できるようになります。
しかし、まだ文法が不安です・・・。という方もいるのではないでしょうか?
そんな方はこちらもあわせてご覧ください!これ一冊さえ読んでおけばいいという超良書を紹介しています。
【スペイン語】文法参考書おすすめ一覧(本当にわかりやすい)
続きを見る
語学では基本的に単語、文法の本が一冊ずつあればOKかと思います。
今回は明らかに質の高い表現を扱った書籍があり、絶対習得速度を速めると思ったため紹介しました。
これ以上は何冊も買うよりはもっと耳でスペイン語に触れたほうがいいと思います。
スペイン語でニュースを見たり、Youtubeを見たり・・などなど。
スペイン語Youtubeのおすすめチャンネルについてはこちらで紹介しています。
【スペイン語】おすすめのYoutubeチャンネルまとめ
皆さんのスペイン語学習がうまくいくことを願っています!
それでは最高のスペイン語ライフを!