Vaundy 東京フラッシュ

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【Vaundy/東京フラッシュ】歌詞の意味考察!瞬間的で切ない

2020年6月6日

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疑問に思う人

Vaundyの『東京フラッシュ』おしゃれすぎ!この曲はどんなメッセージを含んでいるのか改めて知りたい!

そう思ったあなた!
この記事を読めばこの詩の魅力がさらにわかります!

オラ!アジャノです!
普段は英語やスペイン語、フランス語などの言語の記事や、音楽の記事を書いています。

今回はVaundy『strobo』徹底解説第一弾!
彼の代表曲の1つである「東京フラッシュ」に込められたメッセージを徹底解説&考察します!

歌は様々な解釈があった方が素敵なので、個人の解釈として参考までにお願いします!

Vaundy『東京フラッシュ』が収録されたアルバム【strobo】はこちら!


それではいきましょう!!

【Vaundy/東京フラッシュ】歌詞の意味考察!瞬間的で切ない

まず『東京フラッシュ』という曲名についてです!
みなさんはどんな意味を想像しますか?

そもそも「フラッシュ」という言葉、わかりそうでわからない言葉ですよね。
写真を撮る時のフラッシュを思いついた方も多いと思います。

実はアルバムのタイトルでもある『strobo』に関係していると思います。
これは和製英語で英語では「strobe」つまり、まさにフラッシュです。

彼はまばゆい光のようにパッと輝くアルバムを作りたかったのではないかと思いました。

では、曲のタイトルの話に戻ります。
フラッシュにはもう1つ意味があり「瞬間的」とも訳されます。

東京って瞬間的な街だと思いませんか?
輝きながらもめまぐるしく変わっていますよね。

これが詩の内容とどう関係してくるかは下で解説します!
この歌はおそらく小悪魔のような魅惑的な女性に主人公が片思いをしているのではないかと思いました。

ただ、普通の恋愛ソングとはちょっと違うと思います。
では、歌詞を詳しく見ていきます!

東京フラッシュ 1番

相槌がうまくなったんだ
できてる? できてる?
ぁあ、君もうまいね
合図なしで攻撃してきたんだ
わるくない わるくない
あぁ、もういいのかい

東京フラッシュ/Vaundy

解説:相槌がうまいと言うと聞き上手を思い浮かべますが、ここでは少し違う気がしますよね。
ここでは、相槌をして話を聞いているふりをするのが上手→表面的な会話しかしていないということかなと思いました。

そして「合図なしで攻撃」
これは不意打ちですよね笑
この女性はたまに言葉にトゲがあるのではないでしょうか。

突然発せられる毒舌
しかし、主人公はそれも「わるくない」と言います。

「もういいのかい」は彼女が気まぐれで近寄ってきたり離れたりすることを暗示しているのだと思います。

STAYまだここにいてね 君の
FAKEの笑顔をみせてよみせてよ
STAGE4の癌にかかっているみたいかい?
AGEごしの性愛者でいいの

東京フラッシュ/Vaundy

解説:ここは英単語を絶妙に取り入れたおしゃれな部分ですよね。

主人公は君に嘘の笑顔でもいいから君にもっといてほしいと頼みます。

STAGE4の癌とは最も進行しているレベルを指します。
つまりこの恋い焦がれる思いはもう元に戻らないくらいとらわれてしまっていることを指すのだと思います。

AGEごしを年が離れたと解釈することも出来ますが、私はいまいちしっくり来ませんでした。
そこでageの訳を調べてみると、人生の一時期という意味があり、これだと思いました。

つまり、おそらく「ずっとではなくてもいいから君と一緒にいたい」「利用されて後はほったらかしでもいいから君と一緒にいたい」と思っているのだといえます。

東京フラッシュ
君の目が覚めたら
どこへ行こうどこへ行こう
変わらないよ
東京フラッシュ
君と手を繋いだら
どこへ行こうどこへ行こう
変わらないよ
東京フラッシュ

東京フラッシュ/Vaundy

解説:「君の目が覚めたら」「君と手を繋いだら」は、もし君が自分の魅力に気付いて自分と付き合ったら、ということを妄想しています。
「どこへ連れて行こうかな」なんて嬉しそうに考えています。

しかし、「変わらないよ」と自分を諭し現実に戻ります

「東京フラッシュ」は瞬間的という意味でしたよね。
「瞬間的ですぐ変わる東京フラッシュ」と「ずっと変わらず進展しない自分の状況」を対比させているのではないかと思います。

東京フラッシュ 2番~大サビ

断崖絶壁で愛していた
できてる?できてる?
あぁ今日も深いね
断片的で単純ストーリーだ
わるくない わるくない
あぁ、もういいよ

東京フラッシュ/Vaundy

解説:「断崖絶壁で愛していた」もうギリギリで愛していたということですね。
これは精神的な状態を言っているのではないかと思います。

振り向いてもらえずただただ都合よく利用されている日々に神経をすり減らしているのではないかと。

「今日も深いね」とは「君」との会話が今日も浅いことを皮肉で言っているのだと思います。

「断片的で単純ストーリー」とは「君」が気まぐれなためたまにしか会えないし、会う時もただうわべの会話しかできないことが多いということを示しているのではないかと思います。

そんな状況でも「わるくない」と自分に言い聞かせますが、
我に返り「もういいよ」と投げやりになります。

もうやめにしようかなんで思うんだ あぁ
でも
君の笑顔や仕草がまたほらクセになってんだ

東京フラッシュ/Vaundy

解説:こんないいように振り回される状況辛いですよね。

もうこの恋を終わりにしようかとも思いますが、彼女の魅惑的な笑顔や仕草を見たらそれがFAKE(嘘)だとしても今まで考えていたことも忘れて夢中になってしまいます。

東京フラッシュ
君の目が覚めたら
どこへ行こうどこへ行こう
変わらないよ
東京フラッシュ
君と手を繋いだら
どこへ行こうどこへ行こう
変わらないよ
東京フラッシュ

東京フラッシュ/Vaundy

解説:最後のサビ、歌詞は同じなのですが歌い方が悲しいんですよね。

特に「君と手を繋いだら」の部分。
叶わないとわかっているのに愛してしまう主人公の辛さが痛いほど伝わってきます。

東京フラッシュ、儚い恋の歌

いかがでしたでしょうか?

普通のクリーンな恋愛ソングではなく、少し曇りがかったような恋が描かれていますよね。
キャバクラなどで働く女性に本気で恋をしてしまった男性を描いているのかとも思いました。

みなさんもこのような経験はありますか?

そして、このシティポップ系統のメロディー。たまらないですよね。
東京の少し未開発のところの雰囲気にとても合いそうな感じがします。
それに退廃的な歌詞が載せられ、とてつもない魅力を放った曲です。

Vaundy 1stアルバム『strobo』はこちらから!

今日も読んでいただきありがとうございます!

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