Vaundy 灯火

邦楽

【Vaundy/灯火】歌詞の意味を徹底考察!不満を希望に変える

2020年6月7日

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疑問に思う人

Vaundyの『灯火』元気が出る!この曲はどんなメッセージを含んでいるのか知りたい!

そう思ったあなた!
この記事を読めばこの詩の魅力がさらにわかります!

オラ!アジャノです!
普段は音楽の記事を書いています。

今回はVaundy『strobo』徹底解説第二弾!
希望に満ちた曲「灯火」に込められたメッセージを徹底解説&考察します!

歌は様々な解釈があった方が素敵なので、個人の解釈として参考までにお願いします!

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【Vaundy/灯火】歌詞の意味を徹底考察!不満を希望に変える

みなさんは「灯火」と聞いてどのようなイメージを思い浮かべますか?

希望」や「願い」ではないでしょうか?
まさにこの曲のメッセージはそれだと思います。

この曲は
今ある奇跡に気付いて、不満や鬱憤を希望に変えていく
というメッセージだと思います。

「ん?わかるようなわからないような・・・」
と思ったかもしれません。

では詳しく見ていきます!

灯火 1番

単調な足音に
メロディーを乗せたら
感情が淘汰してく
自尊心と僕の悲哀を

灯火/Vaundy

解説:単調な足音、これは日常のことだと思います。日常は単調ですし、日々聞き慣れた音の1つとして足音が挙げられているのだと思います。

淘汰、これは不要なものがなくなり良いものが残るという意味です。

つまり、ここでは「日常を歌にしたら不要な感情(自尊心と悲哀)がなくなり、良い感情が残った」と。

「じゃあ、良い感情って?」
次で説明していきます。

見えない見えないものを
見えてる見えてる「本当」に
見えない見えない本当を
見えてる見えてる感動に

灯火/Vaundy

解説:ここは方程式のようですよね!
つまり、見えないもの=見えてる本当=見えてる感動
今見えていないものは実際に存在していてそれは感動をもたらすものだと言う意味です。

これは日々の幸せではないでしょうか?
忙しい社会を生きる私達は忘れがちなものです。

家があり、ご飯を食べられ、家族がいて、学校に行ける。
これらは決して当たり前のことではありません

この時代に、この国に生まれた奇跡で成り立っています。
この日常での奇跡の幸せにちゃんと感謝しているかを問いかけてくれているように思います。
そして、残った良い感情の1つ目として「感謝」が挙げられます。

探した僕の運命と
揺るぎない世界の歌
そんな場所に僕たちは
いつまでも生きている
交わした天の約束を
裏切られたとしても
そんなことに僕たちは
気付かずに生きていくだけ

灯火/Vaundy

解説:私達は生きる意味のようなものを追い求めますよね。
しかし、世界はあまりにも巨大なので、何かを成し遂げたところで世界はビクともしないかもしれません。
つまり、前半では膨大な世界とちっぽけな人間の対比が描かれています。

交わした天の約束
私達は神様に強く願う時がありますよね。
しかしその願いは叶うどころか、むしろ逆の方向にいくこともあります。

つまり、
ちっぽけでも願いが叶わなくても僕たちは生きていくしかない
と言っています。

灯火 2番~ラスサビ

完璧な理想郷など
僕らにはあり得はしないから

灯火/Vaundy

解説:私達はついユートピアのようなものを求めてしまいがちです。
完璧な人と結婚してお金がたくさんあって南国で優雅に暮らす・・・みたいな笑

ただ、もし仮に今完璧だと思う生活を手に入れた場合、これ以上求めませんか?
それでもさらなる「良い」暮らしを求め続けるかもしれません。

日常での幸せに気づくことが出来ない限り、私達は足りないものを探し続けます。
だから「見えないもの」を「見えてる感動」にしようと言います。

揺るぎないね僕たちは
何度も声を上げて
ありもしない滑走路
羽を広げ走る
揺るぎはしないよ僕たちは
何度も声を上げて
何度も声を上げて
何度も声を上げて

灯火/Vaundy

解説:前では揺るぎない「世界」と出て人間の「ちっぽけさ」を対比していましたが、ここでは「僕たち」が揺るぎないと言っています。

どういうことでしょうか?
ここでは人間は「ちっぽけでも強い」ということを言っているのだと思います。

「ありもしない滑走路 羽を広げ走る」私の大好きな部分です。
傍から見たらどう見ても飛べないのに、それでももがいて挑戦し続けるということではないでしょうか?

あなたはこの走る人を見て馬鹿にする側ですか?
それとも応援する側ですか?
それとも走る本人ですか?

どの人が良くてどの人が悪いなんてことはないと思います。

でもこれだけ言えるのは
挑戦している人は美しい
ということだと思います。

ねぇ
どうしよう
どこへ行こうか
僕が今惨憺と声に出して
また見えない
地図を僕は必死に探して歩いている
けどまだ
どうしよう
ここにいようか
いつかまた目が見え始めるまで
まだ見えない
未来を僕ら
灯火で照らしていくから

灯火/Vaundy

解説:ここまでの文章を読んで、
今に満足したならもう何かを求める必要なんてないんじゃないの?
と思った方、鋭いです。

ここでのメッセージは「現状に満足しよう」ではありません。
今ある幸せに感謝して挑戦し続けよう」です。

つまり、「今に感謝する」と「新しいことに挑む」は両立できます

このラスサビ、最も盛り上がる部分ですよね。
惨憺はいたましく苦労をすることです。
「僕」は挑戦してボロボロになりながらも新しい世界を探しに行きます

でも、もし先が見えなくて不安な時は一度「ここ」で止まって今の幸せを噛み締めようと


そうすれば未来に希望が湧いてくるから。灯火を照らすことができるから

灯火、今の奇跡に感謝して前に進む歌

いかがでしたでしょうか?

希望に溢れた歌ですよね。

「東京フラッシュ」から知った人は
「割とメランコリーな詩を書く人なのかな?」
と思ったかもしれません。

しかし、彼は全く違う曲調を書くだけでなく、詩も全く違うものを書いています。

彼の生きる哲学もとても興味深いですよね。

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今日も読んでいただきありがとうございます!

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