藤井風 帰ろう

Japanese music

【藤井風/帰ろう】歌詞を徹底考察!人生を描いた壮大な曲?

2020年5月24日

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藤井風の『帰ろう』いい曲過ぎる!!なんとなくはわかるけど、この曲に隠されたメッセージをもっと知りたい!

そう思ったあなた!
この記事を読めばこの詩の魅力がさらにわかります!

今回は「帰ろう」に込められたメッセージを徹底解説&考察します!

とはいえ、歌は様々な解釈があってしかるべきなので、個人の解釈として参考までにお願いします!


それではいきましょう!

【藤井風/帰ろう】歌詞を徹底考察!人生を描いた壮大な曲?

まず、彼の書いたセルフライナーノーツ(彼の曲の解説)には

「死ぬためにどう生きるか。」
人生を帰り道に重ね合わせて自問自答した。

藤井風

とあります。

私はこれと歌詞を踏まえた上でこの曲は

死後の世界を思い浮かべた上で、
執着を捨て、愛と赦しを持って生きていこう
というメッセージだと思いました。

それでは一つ一つの歌詞を丁寧に見ていきます。
人生観を語る広いテーマなので、少しスピリチュアルな解説もありますが、ご容赦ください。

帰ろう 1番

あなたは夕日に溶けて
わたしは夜明に消えて
もう二度と 交わらないのなら
それが運命だね

帰ろう/藤井風

解説:夕日と夜明けは真逆ですよね。
つまり、日の入りと日の出。

これは「この世」と「あの世」という意味での逆を表しています。
わたしが「消えて」いるので、わたしがもうこの世にいないということになります。

あなたは灯ともして
わたしは光もとめて
怖くはない 失うものなどない
最初から何も持ってない

帰ろう/藤井風

解説:「あなた」は灯をともす、つまり光を与える側ですよね。
それとは逆に、「わたし」は光を求める側ですよね。

つまり、「あなた」は執着などなく、人のために生きている。
それと対照的に、「わたし」は執着があり、人に何かしてもらうのを求めている。


そして「最初から何も持ってない」は、後の「与えるものこそ与えられたもの」という歌詞に繋がっていきます。

それじゃ それじゃ またね
少年の瞳は汚れ
5時の鐘は鳴り響けど もう聞こえない
それじゃ それじゃ まるで
全部 終わったみたいだね
大間違い 先は長い 忘れないから

帰ろう/藤井風

解説:これは私達が大人になって純粋な心を失ってしまった虚しさが描かれています。

子供の頃、友達と遊んでいて夕方の5時の鐘が鳴ったら「あ、家に帰る時間だ」となっていましたよね。
そのような純粋さを失ってしまったと。

じゃあ、純粋さを失った人生は、もう終わったと同じで価値のないものになってしまったのか?
全くそんなことはなく、これからなんだと語りかけます。

ああ 全て忘れて帰ろう
ああ 全て流して帰ろう
あの傷は疼けど この渇き癒えねど
もうどうでもいいの 吹き飛ばそう
さわやかな風と帰ろう
やさしく降る雨と帰ろう
憎みあいの果てに何が生まれるの
わたし、わたしが先に 忘れよう

帰ろう/藤井風

解説:ここでいう全てとは、今まで受けた傷、辛い過去、物や人への執着など、ネガティブなもの全てです。
つまり、「今まで溜め込んでいたネガティブな感情をもう捨てて、全てを赦して忘れてしまおう。」ということです。

「さわやかな風」「やさしく降る雨」これらは平和や愛を表しています。
「憎みあい」はそれと対をなすものですよね。

これまであった辛い事、許せない事たくさんあったけど、もう自分から全部赦して愛を持って生きていこう
そう語りかけてくれています。

帰ろう 2番~大サビ

あなたは弱音を吐いて
わたしは未練こぼして
最後くらい 神様でいさせて
だって これじゃ人間だ

帰ろう/藤井風

解説弱音=未来への不安ですよね。
それとは対照的に未練=過去への執着ですよね。

「あなた」は「わたし」がいなくなって不安を感じる一方で、「わたし」は過去への執着を取り払えませんでした。

神様は、執着などなく、愛の象徴ですよね。
彼はクリスチャンかもしれませんが、仏教では死んだら仏になりますよね。

つまり、死に際まで「わたし」は執着を持ち続けました

わたしのいない世界を
上から眺めていても
何一つ 変わらず回るから
少し背中が軽くなった

帰ろう/藤井風

解説:ここはわかりやすい表現ですよね。
「わたし」はもうこの世にいない。
その上で、天から「わたし」がいない世界を眺めても、地球は変わらず回り続けます

それじゃ それじゃ またね
国道沿い前で別れ
続く町の喧騒 後目に一人行く
ください ください ばっかで
何も あげられなかったね
生きてきた 意味なんか 分からないまま

帰ろう/藤井風

解説国道沿いは、車通りがとても多い場所=人が多くいる場所ですよね。
また騒音に溢れています。
つまり、人の執着などが溢れている場所ととることもできます。

「ください」はまさに求めてばかりだった「わたし」を表しています。
つまり、この「別れ」=「死」の間際まで執着を持ち続けたこと、2番の始めで言ったことを強調しています。

ああ 全て与えて帰ろう
ああ 何も持たずに帰ろう
与えられるものこそ 与えられたもの
ありがとう、って胸をはろう
待ってるからさ、もう帰ろう

帰ろう/藤井風

解説:「与えられるものこそ与えられらもの」
前述の通り、「最初から何も持ってない」に繋がります。

つまり、今私達が与えられるもの、愛や希望は自分で手に入れたと錯覚しがちですよね。
しかし、それらは生まれつき持っているものではなく、家族や友達、恋人に与えられてきたものですよね。
もし、そういう感情など全く与えられない環境で育ったら持てないと思います。

まずは、「その奇跡に感謝しよう」と語りかけてくれます。

そして、今度は自分が求める側から与える側になる番になろう。

幸せ絶えぬ場所、帰ろう
去り際の時に 何が持っていけるの
一つ一つ 荷物 手放そう
憎み合いの果てに何が生まれるの
わたし、わたしが先に 忘れよう

帰ろう/藤井風

解説:「去り際」、つまり「この世」の去り際に天国へ何が持っていけるか
1つずつ、少しずつ執着を捨て、赦し、愛だけを持って生きていこう。

あぁ今日からどう生きてこう

帰ろう/藤井風

解説ここがこの歌の最も重要な部分であり、全てが詰まっていると思います。

つまり、「わたし」の死後の世界を想像すると死の直前まで執着や怒りに囚われていた

これら全てに思いを馳せた上で、
じゃあこれからどう生きるのか

帰ろう、背中を太陽で照らされたような曲

少しスピリチュアルな解説になってしまいました・・・。
人生観を書いた曲は奥が深すぎてどうしてもスピリチュアルな要素を入ってしまいます。

帰るとは、死に向かうこと、つまり生きることです。

この曲を初めて聞いた時、背中を太陽で照らされたような不思議な気持ちになりました。
これまで本当にたくさんの曲を聞いてきましたが、このような感覚になったのは初めてかもしれません。
歌を超える何かを感じました。
彼の曲にはそれほどの力があると思います。


そして私自身、この歌詞の解説を書きながら今までの人生を思い返し、これからの人生に思いを馳せました。
どう生きるのか
人類共通の話題にしてこれより難しい問いはないでしょう。

あなたなりの「答え」を探してみてください。

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