藤井風 HELP EVER HURT NEVER

邦楽

藤井風ファンがHELP EVER HURT NEVERを実践してみた

2020年8月4日

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何なんw』を外で聴きながら歩くとアーティスト気分を味わえます。

オラ!アジャノです!
普段は音楽の記事を書いています。

今回は筆者が3ヶ月間、藤井風『HELP EVER HURT NEVER』を実践してみたのでその過程で感じたこと、気付いたことをお伝えします!

「実践してみたってどういうこと?笑」
と思ったかもしれません。

これはつまり彼が歌を通して伝えたかったことを日常生活に活かしてみた!ということです。
藤井風を哲学者としての視点から多くの発見がありました。

多少スピリチュアルな内容も入っていますが、ご了承ください。

主にこの記事で気付いたことを実践しています。

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藤井風ファンがHELP EVER HURT NEVERを実践してみた

少しだけ前置きです。
私は藤井風さんをアーティストとしてはもちろんですが、哲学者としても好きです。

今まで多くのアーティストの歌詞解釈をしてきましたが、やはり大半の歌は闇があるんですよね。
もちろん歌だけで人の性格などは一部しかわかりませんが、それでもその人の個性はかなり反映されると思います。

もちろん心に闇があるのは人間らしいですし、それはとても興味深いです。

一方でそのような闇が全く見えない人がいます。
それが藤井風です。

風君の歌は本当に曇りがないんですよね。
話し方もそうなのですが、本当に透き通っていて。

そのため、彼を人としても尊敬しています。

私が生涯最も尊敬するマイケルジャクソンと照らし合わせてしまうのはこの部分かなと思います。

HELP EVER HURT NEVER

HELP EVER HURT NEVER

まさにアルバムの題名ともなっている『HELP EVER HURT NEVER』。

これは「常に助け、決して傷つけてはいけない」というインドの聖者の言葉であり、ヒンドゥー教、仏教、ジャイナ教の重要な教義です。

この言葉の詳しい説明は今回は割愛します。

私は今まで以上にこの考え方を気を付けて過ごしてみました。

そこで気付いたのは
「誰かを助けたい」
そう思うだけでも一歩踏み出せているということです。


また、「寄付」がこの言葉をよく表した行動ではないかということです。

「どういうこと?」

では、詳しく説明していきます。
寄付をすることで「人を助けた」という幸福感や達成感が得られます

しかし、「それって自己満足ではないか?」
そう思ってしまったり「偽善だ」と言ってくる人もいますよね。

「やらない善よりやる偽善」
これはよく聞く言葉ですが、少し違うと思います。

どういうことかと言うと、人を助けている時点で紛れもなく善だからです。

最初から人を助けたくない人は寄付などしませんよね。

「優しい人だと思われたい」など仮に他の意図があったとしても「誰かを助けたい」という気持ちも必ずあるはずで、実際に行動に移しています。

また、
「寄付をしたい」
そのような気持ちを持つだけでも一歩踏み出していると思います。

まさに寄付が「常に助け、決して傷つけてはいけない」という思考の根幹となるものではないかと思いました。

そして、HELP EVER HURT NEVERという言葉。

今だからこそ日本中、いや世界中に伝えたい考えです。
現在未来が見えない不安の中で攻撃的になることがあります。
SNSではその傾向が特に強く、悲しい事件もよくあります。

そんな時にもっとHELP EVER HURT NEVERが溢れていたら。

理想だと言われればそれまでですが、そのヒントを風君は残してくれているように思います。
次に進みます。

ネガティブな意識の解放

HELP EVER HURT NEVER 執着

ネガティブな意識と言っても2つあると思います。
1つ目は、人間関係での執着、欲望
2つ目は、お金や服など物質的な執着です。

順に説明していきます。
1つ目の人間関係の執着は「もうええわ」や「罪の香り」で歌われています。

「なんでああしてくれないの?」「なんでそんなことが言えるの?」
人と接していく過程であなたもそのように思った経験はあるのではないでしょうか?

私も正直よくありました。
でもあることに気付いてからそれを乗り越えました。

それは「違い」を受け入れたことです。

人はみんな違う環境で育ち、違う人に出会い、違う経験をして今があります。
そう考えると考え方や生き方が違うのは当然で、むしろそれは受け入れるべきではないかと思ったんです。

私達は自分のことは変えられても、他人のことは変えられません。
「違い」として受け入れることができてから、かなり心が軽くなった気がします。

2つ目のお金や物など物質的な執着は「特にない」や「帰ろう」で歌われています。
私達は歌詞にもある通り、「最初から何も持ってない」です。

どういうことかと言うと、私達は一度手に入れたものを取り上げられた時に執着を持ちます
それは、あたかも最初から持っていたもののように思えてしまいます。

しかし、誰もが最初は何も持っていません。
そして最後の「去り際」にも物は持っていけません。

そのことに気付けば今生きているだけで満たされているのではないか?という発想に至りました。

私の場合は元々物への執着はなく、旅行などの経験や新しいことを体験するのが好きです。

物は廃れても思い出は廃れないと思います。

常に愛を選ぶ

HELP EVER HURT NEVER 愛

常に愛を選ぶと聞くと博愛主義にも聞こえますよね。
どのような人に対しても平等に愛すること

これは確かに理想であり、素晴らしいことです。

でも、それってなかなか難しい話だと思います。

生きているとどうしても好きになれない人や考え方が劇的に違う人、相容れない人に出会いますよね。
そのような時は無理に愛さなくても、「赦す」「受け入れる」ということが愛になるのではないかと思います。

これは先程説明した「違いを理解する」ということと繋がってきますね。

とはいえ、正直個人的にこれが最も難しく感じました
このような状況の中で常に「愛」や「優しさ」を持って生きるというのは本当に難しいことだと思います。

私はどうしても優しくなれない時は寝ます
シンプルですが、やはり考え方だけではどうにもならない部分もあると思うんです。

寝ればリセットされ、また再スタートできます。
瞑想も挑戦してみたのですが、かなり頭の中が整理されるのでおすすめです。

今を大切に生きる

HELP EVER HURT NEVER 今を生きる

突然不謹慎ですが、死に際に最も後悔することは何だと思いますか?

たくさんあるかとは思いますが、最も多いのは
やりたいことをやらなかったこと
です。

グサッと来た方もいるかもしれません。
私も正直そうでした。

でもいつからでもやり直せるのではないでしょうか?

そのために大切なのは
今を大切に生きる
これは「帰ろう」や「キリがないから」でも歌われていましたね。


終わりと真剣に向き合うからこそ、「今」が重みを持つものになる

今を大切に生きようとする上で私が大切だと思ったことを2つ紹介します。
1つ目は、昨日の自分よりも少し成長する
2つ目は、身近な人に感謝を伝えるです。

それでは簡単に説明していきます。

1.昨日の自分よりも少し成長する
今日の自分をちょっとでも良くしようとするのは今を大切に生きることと繋がると思います。
一歩、いや半歩でも昨日より前に進むことができれば1年後、5年後には遥か遠くにいます。
生きていることを実感しますし、自分に自信がつき大切にすることができると思います。

2.身近な人に感謝を伝える
「今を大切に生きる」というのは「今そばにいてくれる人を大切にする」ということでもあるのではないでしょうか?
いつも当たり前のようにいる家族、恋人、友人。
身近すぎるとなかなか気付くことはないですが、改めて感謝を伝えるのはとても大切なことだと思います。

HELP EVER HURT NEVER、何度でもやり直せる&常に助け決して傷つけない

「口で言うのは簡単だけど実行するのは難しすぎるよ!」

その通りです。
私もかなり難しく感じました。

しかし実践しようとする上で気付いたことが本当にたくさんありました。

そして思ったのは
たとえ大失敗をしたとしてもふり出しに戻るだけ
ということです。

最後に「罪の香り」の一節を引用してこの記事を終わりたいと思います。

ほんの少しだけで それだけで
ふりだしに帰り得るもの
でも藻掻いた分だけ 強くなって
救いは必ず来るもの

罪の香り/藤井風

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