フランス語の基本的な挨拶や自己紹介ができるようになりたい!
こういった方向けです。
本記事では、フランス語の挨拶や自己紹介などの基本フレーズを50個に厳選して例文とともに詳しく紹介しました。
完全網羅しているので、この記事を読むだけでフランス語の挨拶をマスターすることができます!
私はフランス語、スペイン語、アラビア語、英語の多言語を勉強しており、どのようなフレーズが大切かは熟知しています。
この言語経験をもとにお話します。
【フランス語】挨拶や自己紹介の一覧50選(サバの返事や発音も)
今回はこのようなシーン別でご紹介していきます!
それではいきましょう!!
基本的な挨拶
まず初めに、基本中の基本の挨拶をご紹介します!
これは毎日使う鉄板挨拶なので、考えなくても言えるくらいになってください。
※ また、カタカナで発音の表記しましたが、やはり日本語では表現しきれない単語も多いので参考程度にお願いします。
基本的な挨拶
「やあ」
Salut!(サリュ)
「おはよう & こんにちは」
Bonjour(ボンジュール)
「こんばんは」
Bonsoir(ボンスワー)
フランス語といえば『Bonjour』ですよね。
ボンジュールは最も基本的な挨拶で、朝昼ともに使えます。レストランなどのお店へ入った時、道で会った人に会った人に挨拶する時・・などなど様々なシチュエーションで使うことができます。
辺りが暗くなり、日が沈む頃になれば『Bonsoir』です!
『Salut』は英語の「Hi」に当たり、友達間などある程度親しい間柄で使えるカジュアルな表現です。
これは時に「じゃあね」みたいなお別れの挨拶としても使われます。
自己紹介・初対面の挨拶
ここでは、初対面で使える自己紹介のフレーズを紹介します。
質問→答えという順で載せています!
自己紹介・初対面の挨拶
「はじめまして」
Enchanté(アンシャンテ)
「お名前は何と言いますか?」
Comment vous appelez-vous?(コモ ブザプレ ブ)
「私の名前はたかしです」
Je m'appelle Takashi(ジュ マペル タカシ)
「出身はどこですか?」
D'où venez-vous(ドゥ ブネ ブ)
「私の出身は日本です」
Je viens du Japon(ジュ ビアン デュ ジャポン)
「どこに住んでいますか?」
Où habitez-vous?(ウ アビテ ブ)
「私は東京に住んでいます」
J'habite à Tokyo(ジャビットゥ ア トーキョー)
「何歳ですか?」
Quel âge avez-vous?(ケラージュ アヴェ ブ)
「20歳です」
J'ai 20 ans(ジェ ヴァントン)
「お仕事は何をしていますか?」
Quel est votre travail?(ケレ ボートル トゥラヴァイ)
「私はエンジニアです」
Je suis ingénieur(ジュ シュイ アンジニアー)
「私はフランス語を1ヶ月勉強しています」
J'étudie le français depuis un mois(ジェテュドゥ ル フランセ デュプイ ア モア)
「何をするのが好きですか?」
Qu’est-ce que vous aimez faire?(ケスク ブゼメ フェーア)
「私は音楽を聞くことが好きです」
J'aime écouter de la musique(ジェム エクテ ドゥ ラ ミュジック)
ここでは以下の表現をご紹介しました。
自己紹介
- 名前
- 出身地
- 居住地
- 年齢
- 職業
- 趣味
これだけの情報を自己紹介で伝えることができれば、自分がどういう人物なのかよく知ってもらうことができます。
『Enchanté』は初対面において欠かせない挨拶です。
ちなみに今紹介した表現を見て気付いた方もいらっしゃるかもしれませんが、私は「Je(ジュ)」、あなたは「Vous(ブ)」です。
また、実は「あなた」には2通りの言い方があって、「Vous」は丁寧なあなたです。
もう1つのカジュアルな「あなた」は次の『友達間の会話』のセクションで扱っています。
また、質問に答えた後は、相手にも質問返ししてみましょう。
同じ質問を相手にする時は以下の表現を使ってください。
聞き返し
「あなたは?」
Et vous?(エ ブ)
とても簡単で万能な表現です。
英語だと「And you?」に当たります。
これらのフレーズを使いこなせば、あなたはもうフランス語で自己紹介+相手に質問できます!
サバなどの友達間の会話
続いては、友達とのカジュアルな会話で超頻出のフレーズを厳選して紹介します!
先ほど「あなた」には2通りの言い方があるとご紹介しましたが、カジュアルな「あなた」は『Tu(テュ)』です。(日本語の「君」を想像するとわかりやすいと思います)
それでは見ていきます!
サバなどの友達間の会話
「元気?」
Ça va?(サ バ)
「調子いい?」
Tu vas bien?(テュ バ ビヤン)
「私は元気だよ、ありがとう」
Je vais bien, merci(ジュ ベ ビヤン メルシー)
「変わりはないかい?」
Quoi de neuf?(クワ ドゥ ナフ)
「何してるの?」
Qu'est-ce que tu fais?(ケスク テュ フェ)
「どうしたの?(何があったの?)」
Qu’est-ce qui s’est passé ?(ケス キ セ パセ)
「どこへ行くの?」
Où vas-tu?(ウ バ テュ)
「英語話せる?」
Est-ce que tu parles anglais?(エス ク テュ バルル アングレ)
これをマスターすれば、フランス語にてカジュアルで自然な日常会話をすることが可能です!
『Ça va?』は友達や家族間の会話として最もよく出てくる表現だと思います。特に深い意味はなく、「元気?」「大丈夫?」というようなニュアンスで使われます。
ちなみに『Comment ça va?(コモ サバ)』と言えば少し丁寧に聞こえます。(Commentは「どのように」という意味)
「サバ」の返事としては『Ça va bien, merci!(サバ ビヤン メルシ)』と答えればOKです!
『Quoi de neuf?』は英語の「What's up?」に当たります。
フランス語における質問の仕方について少し触れておきます。
以下の3通りがあることだけ覚えておいてください。
フランス語の質問
- 文頭に『Est-ce que』という単語をつける(例:Est-ce que vous avez des croissants?)
- 主語と動詞の順番を逆にする(例:Avez-vous des croissants?)
- 文末のイントネーションを上げる(例:Vous avez des croissants?)
この3つの例文はどれも「あなたはクロワッサンを持っていますか?」という疑問文です。
それぞれ丁寧の度合いは異なりますが、ここで深堀りはしません。
ひとまず、このどれかを覚えるようにしてください。
『Est-ce que』は普通の文の文頭に付け足すだけで疑問文に早変わりします。魔法の言葉です。
「文末のイントネーションを上げる」だけでも疑問文だと伝わるので、困ったらこれを使いましょう。
お別れの挨拶
このセクションでは、お別れの挨拶を紹介していきます!
お別れの挨拶は、お店から出る時、バスから降りる時などなど様々な場面で使います。
何も言わずにその場を立ち去るのは失礼に当たるので、しっかりと挨拶を覚えましょう。
お別れの挨拶
「さようなら」
Au revoir(オ ゴブワー)
「またね」
À plus tard(ア プル タァー)
「あとでね」
À tout à l’heure(ア トゥタ ルァー)
「また明日」
À demain(ア ドゥマ)
「またすぐに」
À bientôt(ア ビヤントゥ)
『Au revoir』は「Bonjour」と同様最も使われる挨拶の1つです。
フランス語の別れの挨拶はかなりシンプルです。
というのも、上にも挙げたように『À + 時間』で「また〇〇(時間)に会おう」になるんです。
例えば「À + demain(明日)で「また明日」となります。
『À plus tard』と『À tout à l’heure』の違いとしては、前者は再び会うことは確かだがそれがいつかはわからないが時、後者は「その日中」に再び会うことが確かな時に使われます。
便利な返事のフレーズ
このセクションでは、質問の答えや返事、さらに「ありがとう」などの超頻出フレーズを一挙に紹介します!
更に「たぶん」や「いつも」などの便利なフレーズも紹介しています。
質問は答えがあって初めて言葉のキャッチボールになります。
短くて簡単なものが多いので、ぜひ覚えちゃいましょう!
便利な返事のフレーズ
「はい」
Oui(ウイ)
「いいえ」
Non(ノン)
「少しだけ」
Un peu(アン プ)
「とてもいいです」
Très bien(トレ ビヤン)
「まあまあです」
Pas mal(パ マル)
「もちろん」
Bien sûr(ビヤン スュー)
「いつも」
Toujours(トゥジュール)
「たまに」
Parfois(パルフワ)
「たぶん」
Peut être(プテットゥル)
「あなたもね」
Toi aussi(トワ オウシ)
「ありがとう」
Merci(メルシー)
「どういたしまして」
De rien(ドゥ リヤン)
「ごめんなさい」
Je suis désolé(ジュ シュイ デゾレ)
『Merci』や『Très bien』は誰もが一度は聞いたことがあると思います。
フランス語のありがとう『Merci』の返事であるどういたしましては『De rien』です。これはセットで覚えましょう。
『Oui』については、カジュアルな場面では『Ouais(ウエ)』と言う事が多いです。日本語で例えると「Oui」は「はい」、「Ouais」は「うん」のようなイメージです。
そして、「元気でね」みたいな感じで相手に言われたら『Toi aussi』を返してあげましょう。「あなたもね」という意味です。
謝る時は、『Je suis désolé』と言います。軽い謝る場合は省略して『Désolé』だけでも大丈夫です。
また、相手が何を言ったのか聞き取れないこともあると思います。
そんな時は以下のフレーズを活用してください。
聞き返す
「わかりません」
Je ne comprends pas(ジュ ヌ コンプホン パ)
「もう一度言ってください」
Tu peux répéter s'il te plaît?(テュ プ レペテ シル トゥ プレ)
『S'il te plait(シル トゥ プレ)』は、「お願いします」という意味で英語の「please」に当たります。
この2つはフランス語学習者としては特に役立つ表現なので、ぜひ覚えておきましょう。
お祝いの挨拶
では、最後にお祝いの挨拶をご紹介します!
友達が誕生日の時、何か嬉しいことが起きた時はお祝いの言葉をかけましょう。
パーティーなどのイベントなどでも必ず出てくるフレーズなので、大切です!
お祝いの挨拶
「おめでとう!」
Félicitations!(フェリシタシオン)
「お誕生日おめでとう!」
Joyeux anniversaire!(ジョワイユザニベルセェー)
「メリークリスマス!」
Joyeux Noël!(ジョワイユ ノエル)
「あけましておめでとう!」
Bonne année!(ボナネ)
『Félicitations!』は、どのような場面でも使える万能な表現です。
『Joyeux』は形容詞で「喜ばしい」という意味です。
これは『Bon』に置き換えることもできます。例えば『Bon anniversaire』のような感じです。
クリスマスは『Noël』と言います。クリスマスのケーキとして「ブッシュ・ド・ノエル」は日本でも有名ですよね。
ちなみに、日本でフランス語の言葉を多く見つけることができる場所は、お菓子屋さんやケーキ屋さんです。店の名前だけでなく商品名もフランス語のことが多く、フランス語学習者にとってはそういう意味でもワクワクする場所です。
まとめ:フランス語の挨拶をマスターして自己紹介してみよう!
今回は、フランス語の挨拶や自己紹介として超頻出のものを50個に厳選して紹介しました。
これらのフレーズを使いこなせば、フランス語ネイティブの人たちは驚いて目を見張ると思います。すぐ友達になれますよ!
一度に覚えるのはもちろん難しいので、この記事をブックマークしていただき、少しずつフレーズを覚えていくとおすすめです。
日常会話でも取り入れながらフレーズを自分のものにしていってください。
ちなみに、フランス語の文法って結構複雑で覚えることが多いですよね。1つ文法書があると辞書代わりに疑問をその都度解決できて便利です。
おすすめの文法書については以下の記事で最新のものをご紹介しているので、参考にしてください。
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今日も読んでくださりありがとうございます!