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【イスタンブール】モスクへの観光がおすすめな理由(世界遺産)

2020年9月2日

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疑問に思う人

トルコのモスクって有名だけど、日本人でも行くべき?

そう思ったあなた!
本当におすすめです!
この記事を読めばトルコのイスタンブールモスクの魅力がわかります!

オラ!アジャノです!
普段は海外旅行の記事などを書いています。

今回はトルコのイスタンブールの世界遺産でもあるモスクの魅力を圧巻の写真とともに紹介していきます!

【イスタンブール】モスクへの観光がおすすめな理由(世界遺産)

実はこのモスクは1個ずつ世界遺産というわけではなく、「イスタンブール歴史地域」として、地域ごとユネスコの世界遺産に登録されています。

今回はその中でも必ず行ってほしいモスクを紹介していきます!

スレイマニエ・モスク

スレイマニ・モスク トルコ

最初に紹介するのはスレイマニエ・モスク
オスマン帝国時代にスレイマン一世の命で、トルコ最高の建築家とも称されるミマール・スィナンの手によって完成しました。

まず、この外観から圧倒されますよね。
大ドームを中心に何個もの小ドームが重なっています。

スレイマニ・モスク トルコ

太陽に照らされて幻想的な写真も撮れました。(一切加工なしです)

実はこのスレイマニモスク、中心地から少し歩いたところに位置しているため、次に紹介する2つのモスクよりも人が少なかったです。
混雑期に行っても人で溢れかえってる・・なんてことはないと思います。

では、いよいよ中を見ていきます。

スレイマニ・モスク トルコ

中に入った瞬間に全身に鳥肌が立ちました。

138もの窓があるらしく、ステンドグラスを中心に光が差し込み、幻想的な空間でした。

過剰な装飾はなく、本当に美しかったです。
そして、静かな空間でそこにいるだけで心が洗われる気がしました

イスタンブールにある他のモスクとは全く違う良さがありました。

アヤソフィア

アヤソフィア トルコ

続いて紹介するアヤソフィアはビザンツ建築の最高傑作と言われています。

このアヤソフィアは、複雑な歴史を持っています。

簡単に説明させていただきます。
もとは6世紀にキリスト教の大聖堂として建設されましたが、1453年にオスマン帝国によってモスクになりました。
その後モスクとして使われ続けましたが、1934年にトルコ政府によって世俗化され博物館となりました。
それ以来は博物館として使われていたのですが、つい先日である今年7月、裁判所がこれをモスクであるという判決を下したため、これからはモスクに戻ることになります。

つまり要約すると
キリスト教大聖堂→イスラム教モスク→博物館→イスラム教モスク
というように激動の歴史を辿っているのです。

アヤソフィア トルコ

こちらはライトアップ時の写真です。

前には美しい庭園があり、その美しさが際立っていました。
実は、次に紹介するブルーモスクの真向かいに位置しています。

それでは、歴史を大まかに説明したところで中を見ていきます。

アヤソフィア トルコ

これが中の様子です。

黒に金のカリグラフィーが目立ちますよね。
これは唯一神アッラーや創始者ムハンマド、そして4人のカリフの名が刻まれています。

アヤソフィア トルコ

1700年間もの間、このイスタンブールを見守ってきたアヤソフィアはやはり損傷が激しい部分もあります。

それがまた歴史を感じます。
また、キリスト教の大聖堂でもあった痕跡が残っています。

「イスラム教のモスクに改装した時になんで消さなかったの?」
と不思議に思われたかもしれません。

実はオスマン帝国のスルタン・メフメット二世が当時の大聖堂の建築や芸術に感銘を受け、それを残すことに決めたと言います。

アヤソフィア トルコ

先ほど取り壊しはしなかったとお話しましたが、イスラム教では偶像崇拝は禁じられてます
偶像が禁止ならキリスト教の像までそのままにしておくことはできませんよね。

そのためこれらの絵画を上から漆喰で覆い隠しました

それから時が経って博物館となり、改修工事が行われた時に上の画像のようなキリスト教絵画が次々と発見されました。
そこで初めて「前はキリスト教大聖堂だったのか!」ということが世間に知れ渡りました。

アヤソフィア トルコ

これはヨアンネス二世と皇后イレーネがマリアとイエスに捧げものをするモザイク画です。

イスラム教の建物でありながら今でもそれが残っているのは奇跡ですよね。
他にもこのようなモザイク画がいくつもありました。

キリスト教とイスラム教の歴史を同時に感じることができる場所は極めて稀有だと思います。

スルタン・アフメトモスク(ブルーモスク)

ブルーモスク トルコ

最後に紹介するのは、ブルーモスク

実はブルーモスクは「世界で最も美しいモスク」と言われています。

1616年に先ほど紹介したミマール・スィナンの弟子であるメフメット・アーの手によって完成しました。

ブルーモスク トルコ

ライトアップも幻想的でした。

ちなみにこのブルーモスクは、画像にも見られるミナーレという尖塔を6本持っているのですが、イスラーム寺院で6本もあるのは世界でも珍しいと言います。

ブルーモスク トルコ

内部も息をのむ美しさでした。
鮮やかで繊密な模様に圧倒されます。

この中心の大ドームは神のいる天を表していると言います。

あいにく私が行った時には工事中で半分ほどしか見られなかったのですが、それでも圧巻の迫力でした。

ブルーモスク トルコ

建物内は土足禁止となっており、礼拝の時間帯は入場することができません。
そして礼拝専用の場所と観光客用の場所で分けられており、礼拝をする場所に入ることはできません。

写真の右側に数字がありますよね。
これが礼拝の時間であり、1日に5回行われます。

時間帯は月によっても異なるようです。
礼拝の前にアザーンという呼び掛けが流れるのですが、それは異国情緒溢れるものでした。

イスタンブールの歴史を学べば更に楽しめる

いかがでしたでしょうか?

モスクに足を運んだ後は本当に神聖な気持ちになりました。
一生の思い出になると思います。

そして、イスラム教やオスマン帝国の歴史を大まかにでも知っておくと何倍も楽しめると思います!
みなさんもぜひ足を運んでみてください!

今日も読んでいただきありがとうございます!

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