モロッコってどんな国?マラケシュの治安は大丈夫?
こういった方向けです!
この記事を読めば初めてのアフリカでモロッコがおすすめの理由、モロッコの魅力や気をつけるべきこと、おすすめスポットがわかります!
【モロッコ】マラケシュの観光、治安、穴場 一人旅した感想!
モロッコの基本情報
正式国名:モロッコ王国
首都:ラバト
民族構成:アラブ人65%、ベルベル人30%(ベルベル人はモロッコの先住民)
宗教:イスラム教
通貨:ディルハム
公用語:アラビア語とベルベル語(ベルベル人の言語)ですが、フランス語はかつてフランス領であったため第二言語として教えられ、ほぼ誰でも話せます。
若い人は英語やスペイン語も話せたりします!なんと観光地では客引きでたくみな日本語を使い人もいました!笑 モロッコの人達すごい・・・。
モロッコの治安は?
アフリカの中では比較的治安がいいと言われています。
最近ではモロッコへ女子旅というのも人気ですよね。
ただ他の国と同じようにスリや置き引きなどはありますし、夜に1人で出歩くことはないようにしましょう。
また、マラケシュでは特になのですが原付の通行量が非常に多く、狭い路地とかでも普通に入ってきます。結構冗談抜きで轢かれそうになります。。
現地の人はわかってるとは思うのですが、できるだけ気をつけて避けるようにしましょう。
マラケシュがおすすめの理由
今回は初めてアフリカに足を踏み入れる人向けに解説します。
モロッコの観光スポットといえば、大きくマラケシュ、フェズ、カサブランカ、シャウエンでしょう。
まずカサブランカはかなりモダンな街なのでアフリカの雰囲気を味わいたい人にはあまり向いてないかもしれません。(もちろん素敵なところです)
シャウエンは青い街と言われていて、全旅人がおすすめするスポットです。最近はメディアにもかなり取り上げられていますね。とはいえ、アクセスがなかなか悪いので一週間ほど滞在可能な人にはおすすめです。
マラケシュとフェズはどちらもアフリカの雰囲気を存分に堪能できます。
フェズが最も歴史のある街なのでフェズをおすすめする人もいますが、まずはマラケシュの活気を味わった方がいいと思います。
あとで紹介するのですがマラケシュにはスークと呼ばれる香辛料、皮革製品、スリッパなど様々なものが売っている商業地区があり、その規模は世界最大といわれています。
【モロッコ】マラケシュのおすすめ観光スポット
Place Djemaa el Fna(ジャマ・エル・フナ広場)
フナ広場。
マラケシュの顔と言ってもいいでしょう。
夕方になると野菜やフルーツから財布や服まで様々な屋台がここに立ちます。また、レストランなども揃っています。大道芸人が至るところでパフォーマンスをしています。なお、写真や動画を撮ると駆け寄ってきてチップを請求されるので、気をつけてください。
おすすめは、レストランの上からゆっくりこの広場を眺めることです。
だいたいのレストランにテラス席があるのでお好きな角度からご覧ください!
この活気やカオスを眺めていると「アフリカに来たんだな」と心から感じると思います。
Souk(スーク)
スーク。
前述の通り、世界最大のスーク(商業地区)です。
ここには本当になんでもあります。このバラエティーの豊かさを見れば北アフリカがどれほど商業都市、そして産業都市だったかわかると思います。
狭い路地ですがここには自転車やバイクはもちろん、時々ロバも通っていきます。
世界最大というだけあって本当に広く道も入り組んでいるので、道に迷うかもしれません。そのため道案内をする人がいたる場所に待機していて案内し終わったらチップを請求されたりします。払いたくなかったら笑顔で断ってください。
また客引きもすごく、日本語で話しかけてきたりします。(ヨーロッパなどではアジア系の人は中国人と間違えられやすいのですが、ここではちゃんと見分けてくれる人が多く感じました)商売上手です。
安全と判断したなら旅行のテンションに任せて見てもいいですが、値段交渉は忘れないようにしましょう。基本的に値札はなく、店の人が価格を提示するのですがここで提示される金額は相場の何倍もの値段です。
ぜひ値引きに1回は挑戦してみてください。貴重な経験になります。
日本で値引きと聞くとあまりいいイメージはないですが、ここではそれがノーマルです。しかし、トラブルに巻き込まれないように強い言い方はやめましょうね。
そのためには物価の相場を知る必要があります。その知り方を次で紹介します。
Ensemble Artisanal(伝統工芸品館)
伝統工芸品館。
ここでだいたいの物価の相場を知ることができます。
値引きに疲れた人、相場を知りたい人はぜひ足を運んでみてください。次に紹介するクトゥビアから程近い場所にあります。
ここでは客引きもなく、活気がないという意見もありますが、ここでは良質な商品が正規の値段で売っているのでお土産などを買う時に最適です。革製品、バブーシュ(モロッコのおしゃれなスリッパ)、カフタン(民族衣装)、かわいい小物など何でも揃っています。
Koutoubia(クトゥビア)
クトゥビア。
マラケシュのシンボルです。
クトゥビアとはアラビア語で「本屋」の意味で12~13世紀にモスクの近くに本屋が集まっていたので名付けられました。
約77mものミナレット(塔)です。スークの迷路で迷ったらここを目印にすればOKです。
近くに行ったらこの装飾を近くで見てみてください。本当に美しいです。
夜はライトアップがあり、フナ広場からこの美しい塔を前にご飯を食べることができます。
Le Jardin Secret(ル・ジャルダン・スークレ)
ル・ジャルダン・スークレ。
オアシスのような庭園で平和な空間です。スークのカオスから一息つくことができます。
ここには荒れ果てた古い宮殿を修復した博物館があります。ゆっくりくつろげるカフェもあります。
塔に登ればアトラス山脈が見えます。入場料は500円ほど、塔は別料金で300円ほどかかってしまいますが、おすすめです。
モロッコ・マラケシュは観光スポットの多い魅力の街
いかがでしたでしょうか。
モロッコは様々な民族の人が暮らしているため、文化も混合して多様性にあふれ、多言語の国です。
マラケシュはアフリカの空気を堪能できるのと同時にモロッコ特有の魅力にも溢れています。
一度行けば必ず再度訪れたい街の一つになるでしょう。
モロッコの魅力が伝われば幸いです。
サハラ砂漠へ日本人が1人で行った体験記についても書いているので、合わせてご覧ください!
モロッコのサハラ砂漠へ日本人が一人旅した話(行き方も解説)
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それでは、最高のマラケシュライフを!