海外旅行に行きたいけどトラブルに巻き込まれるのが怖い・・・事前に防ぎたい!
そう思ったあなた!
この記事を読めば海外でトラブルに巻き込まれない対策法がわかります!
オラ!アジャノです!
普段は英語やスペイン語、フランス語などの言語の記事や、音楽の記事、プログラミングの記事を書いています。
今回はスリ世界一の街バルセロナで生活し、ヨーロッパ7国、アフリカ1国、アジア1国を行っても全くトラブルに巻き込まれなかった私が海外でトラブルに遭わないコツを解説していきます!
ちなみに都市としてはバルセロナ、マドリード、パリ、ローマ、ヴェネツィア、ロンドン、イスタンブール、マラケシュ、ウィーン、リスボン、アムステルダムです。
ヨーロッパへ行こうとしている方は特に参考になると思います。
海外旅行でトラブルに遭わないための対策(スリ世界一の町で生き抜いた)
「偶然トラブルに遭わなかっただけじゃないの?」
と思われた方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
それは万全の準備をして常に注意を払っていたからでした。
ヨーロッパは軽犯罪が多く日本人は格好の的です。
それは観光地に行くと母国語、英語の次に日本語で注意喚起がされるほどです。
実際に知り合いでも何人かトラブルに巻き込まれていました。
「怖い・・やめとこ!」
ちょっと待ってください!
いくつかの注意点を実践すれば被害の9割以上は防ぐことができると思います。
今回は
・外出編
・お金編
・地下鉄編
の3つのセクションに分けてお話していきます。
では、詳しく見ていきます!
外出編
携帯は見たいことを確認したらすぐしまう
携帯のスリやひったくりって本当に多いんですよね。
ポケットに入れていたら気付いたらやられています。
常に中に手を入れていたら大丈夫かもしれませんが、慣れるまではちゃんと面倒くさくてもカバンの中にしまうようにしましょう。
歩きスマホは論外です!絶対にやめてください。
人混みではリュックを前にかける
これも私が徹底していたことです。
リュックは開けられやすいので、ちゃんとしたホテルに泊まっていれば、金庫などに置いてくるのがベストです。
「じゃあちょっとした持ち物はどうするの?」
これは次のお金編の「財布を持ち歩かない」セクションで解説します。
ここではリュックを持ち歩かなければいけない時の話をしていきますね。
観光地だと人混みの場所も多いです。
そんな時はリュックを前にかけてください。
「ダサい・・・」とは言ってられません。
前にかけていれば開けられにくいだけでなく、「警戒している」という意思表示にもなるので狙われにくいです。
それでも不安な方はワイヤーロックがあればチャックを止めることができるので安心です。
夜中と明け方は出歩かない
これは基本ですね。
とはいえ、出てかなければならない時もあります。
ヨーロッパだと夕食が遅い国が多いです。
例えば、スペインでは平均21時くらいで20時くらいからレストランが開き始めるイメージです。
他の国はもうちょっと早いですが、それでも18時とかには開かないです。
夕食が遅いところでは、22時位までは人通りがしっかりあるので、割と安心ではあります。
しかし慣れるまでは夜遅くは控えましょう。
あと意外と盲点なのが明け方です。
日本より起床時間が遅い国が多く、早い時間は通行人がかなり少ないです。
空港などへ向かう時は早い時間に出発もあるかもしれません。
明け方に集団で狙われて金品を奪われたという話はよく聞くので、人通りの少ないところは避けましょう。
ちなみに「人通りの少ないところ」は、どの時間帯でも極力避けていただきたいです。
スリやぼったくりの手口を調べておく
手口を知っているのと知っていないのでは大きな違いがあります。
結構その地域特有のぼったくりがあったりします。
例えば、パリでは「署名を求められて善意でサインをしたらお金を要求される」という類の詐欺、ぼったくりが多いです。
ローマでは「親しく近づいてきてミサンガのようなものを勝手に巻きつけ、お金を払うように迫る」というぼったくりが多いです。
このように事前によくある手口を大まかに知っておくと身構えやすいです。
お金編
財布を持ち歩かない
「いやいや、財布持ち歩かないなんて不可能でしょ笑」
そう思うかもしれません。
でも財布って現金もクレジットも入っていてそれを盗まれただけで終了しますよね。
財布は現金だけ入れてクレジットは別、という事もできますが、「財布を持っていてここにしまっている」ということを犯人に認識されたら狙われやすくなります。
どこで見られているかわからないのです。
そこで、財布を持ち歩かず、バッグも持ち歩かないおすすめの方法があります。
セキュリティーポーチといって、腰に巻きつけるものです。
これで上着を着ていたらまず傍から見えないです。
手ぶらで歩いているように見えます。
いや、確かにダサいのは百も承知です。
しかし、スリの被害が特に言われているような地域では大いに助けてくれると思います。
これがあると割と無敵なのです。
「リュックはどこに置いていたの?」
私はAirbnbという民泊システムで泊まっていたのですが、万が一のために盗られていいものと一緒に部屋に置いてきていました。
Superhostという称号が付いた人なら実績があるので安心です。
Airbnbだと結構どの都市でも一泊3000円以下で泊まれています。
セキュリティーポーチの話に戻ります。
私はこのメインポケットに万が一のために少額の現金を入れ、ほぼすべての店でクレジットカード決済をしていました。
次のセクションでも紹介しますが、ヨーロッパはクレジット文化が発達しているため、だいたの所ででクレジットが使えます。
クレジットカードはどこに入れていたかというとスキミング防止の小さなケースに入れてバックポケットに入れていました。
商品の詳細をを見ればわかりますが、バッグポケットはポーチごと盗まれない限り、絶対に盗まれない場所です。
このようにお金を管理した結果、1ユーロも失うことはありませんでした。
クレジットカードを2枚持つ
これもぜひおすすめしたいです。
たまに「4枚くらい作っておいて分散させよう」という人がいますが、そうすると逆に集中力が散漫になって危ないと思います。
とはいえ、クレジットカードが1枚だとそれを無くした時かなり危ないです。
あと上限額も事前に調べておくようにしてください。
いつの間にか超えていて使用が停止になった、なんて事になったらパニックですよね。
上限額をちゃんと調べた上で2枚持つとリスク分散ができると思います。
海外でクレジットカードを失った場合、新規発行をすることになりますが日本国外に郵送はしてくれないようです。
そのため、長期滞在の場合はそのクレジットカードなしで生活することになります。
そんな時にもう1枚予備があればなんとかなりますよね。
地下鉄編
「なんで地下鉄?」
と思ったかもしれません。
実はスリの被害は地下鉄が圧倒的に多いのです。
そう聞くと地下鉄は治安が悪いのかと思うかもしれませんがそうでもありません。
意外と乗ってみたら拍子抜けすると思います。
しかし、犯人は本当にプロで、自分が盗まれたことも気付かないくらい巧妙な手口を使います。
集団で1人を狙うこともあります。
地下鉄を制する者はトラブル対策を制します!
扉の近くに立たない
電車の中では扉の近くに立つのはやめましょう。
なぜかと言うと、駅について扉が開いた瞬間、持ち物をひったくてダッシュで逃げたりする手口もあります。
近くでそういうことが起きると怪我をするリスクもあるので、できるだけ奥の方で荷物をしっかり持って乗るようにしてください。
リュックの方は前に抱えることも忘れずに。
ホームでは壁の近くに立つ
ホームでは後ろに人がいないようにしてください。
壁の近くに立てば安全です。
だいたいのホームは壁の近くに椅子があるのでそこ座っているのがいいと思います。
電車を待つ時は慣れるまでは携帯を出さないようにしてください。
電車が来たら少し移動して隣の車両に乗る
待っている時に既に犯人に目をつけられているかもしれません。
電車が来た時に少し動いて隣の車両に乗れば警戒心が伝わるので、さすがにその犯人も諦めます。
これは割と有名なテクニックです。
電車に乗り込む瞬間のスリも非常に多いのでこの対策は効果的と言われています。
また混雑時には電車を一本見送るなどもできるとベストです。
「怖がりすぎでしょ」
と思うかもしれませんが、相手は本当のプロなのでこれくらいの対策はしておくべきだと思います。
海外旅行はトラブル対策をしっかりして存分に楽しもう
いかがでしたでしょうか?
「こんなに対策しなきゃいけないなら楽しめないよ!」
と思うかもしれませんが、それは別だと私は思います。
実際にすべての国で本当に楽しくて貴重な思い出ができました。
慣れてくると怪しい人とそうでない人の区別がつくので、旅先で友達ができたりもしました。
ヨーロッパはたしかに他の地域と比べたら比較的治安が良いですが、日本と同じ感覚で行くのは絶対にやめてください。
旅行を最高の思い出にするためにもやれるだけの対策をして行ってください。
冒頭にもお話しましたが、少し対策をするだけで9割以上の被害は防ぐことができます。
今日も読んでいただきありがとうございます!