語学を勉強する時って何に重点を置けばいいの?
そう思ったあなた!
この記事を読めば語学に置いて最も大切なことがわかります!
オラ!アジャノです!
普段は英語やスペイン語、フランス語などの言語の記事や、音楽の記事、プログラミングの記事を書いています。
今回は語学を勉強する時に最も大切な本質だと思うことを、英語スペイン語フランス語の3ヶ国語勉強した私が話します。
これは、資格などを取るためではなく、あくまで実際に使うための話です。
結論から言うと、「聞く」つまり「リスニング」が最も大切になってきます。
「話すじゃないの?」
「いやいや全部大事でしょ!」
様々な声が聞こえてきそうですが、ちょっと待ってください!
今から詳しくその理由をお話します。
後半ではリスニング力を鍛える方法も紹介します。
外国語は『リスニング』を極めたほうがいい理由とおすすめの勉強法
なぜ「リスニング」が最も大切なのか?
なぜ「リスニング」が最も重要なのか?
それはコミュニケーションをするためです。
「コミュニケーションなら話すもじゃない?」
と思うかもしれません。
たしかにそうなのですが、「聞く」ほうが実は難しいのです。
例えば、
外国で誰かに何か尋ねたいことがあったとします。
その時に自分が言いたいことって割とジェスチャーで伝えられますよね。画像などを見せて説明することもできますし、Google翻訳もありです。
でも、その返事で相手が何を言っているのか全くわからない。
そんなことありませんか?
相手はよっぽど外国人対応に慣れてて親切でない限り、同じ文を繰り返したりちょっと言い換えたりするだけで、それ以外のアプローチはしてくれない
と思ったほうがいいです。これは日本人でも同じですよね。
あの某番組の有名な出川イングリッシュでも、相手は出川が何を言っているのか理解できるが、その返事がなかなか聞き取れないということが多いですよね。
これは道端の知らない人に話しかける時に限った話ではありません。
たしかに自分の主張を伝えることは大事ですが、それよりもまず人の話に耳を傾ける力のほうが大事だと思うんです。
外国人の友達が多くいる友人は結構聞き上手だったりします。
そのために「リスニング」の力をつけるのが最優先なのです。
おすすめの具体的な勉強は後半でお話します。
次に大切なのは「話す」こと
次に優先したほうがいいのが「話す」です。
例えば、この2つを比べてみましょう。
・単語の綴りがわかっても発音がわからない
・単語の発音がわかっても綴りがわからない
もちろん両方わかったほうがいいですが、後者の方が実践に近いです。
なぜなら綴りが活きるのは文面だけだからです(綴りが大切でないということでは決してないのですが、綴りから覚えようとするのは遠回りに思います。それは後で説明します)
後者の場合は、ネイティブに「この単語、どう書くんだっけ?」と聞くことができます。
聞いて話すことができれば、それだけでコミュニケーションが成り立ちます。
聞く→話す→読み書きの順番はなぜなのか、別のアプローチでも簡単に説明します。
赤ちゃんは親の言葉をたくさん聞いて、少しずつ話せるようになりますよね。
その時にその言葉の綴りとかは考えません。
読み書きを覚えるのはだいたいの子供は6歳くらいからですが、もうそれ以前に問題なくコミュニケーションができますよね。
日本人は小学校5年生から高校3年生まで、はたまた大学まで英語を学びます。
もちろん触れている時間に差はあれど学ぶ期間は8年、いやもっとの人が多いですよね。
それでも大半の人は使いこなすのが難しい。
それは日本人が英語に向いていないからではなく、読み書きに重点を置きすぎているからです。
フィリピンでは国語の授業、つまりタガログ語以外の授業は全て英語で行われるそう。
そして実際に聞いて話す場が豊富にあります。
その結果、フィリピンはかなり高い英語力を誇っています。
長くなりましたが、このような理由から話すことが2番目に重要になってきます。
特に発音が難しい、または日本語と乖離しているフランス語や中国語などは、聞いて話すを繰り返して発音を覚えていくことが重要です。
「書く」「読む」は二の次でもいい
これには例外があります。
それは、仕事でその言語を使う場合です。
翻訳の仕事や、海外の会社で就職する場合は読み書きは大前提になってきます。
しかし、そうでなく単に言語を使いこなせるようになりたい場合は「書く」「読む」は気が向いたら少しずつ覚えていく、くらいの気持ちで大丈夫だと思います。
単語を聞いて覚える際に綴りを見たほうが覚える、という方も多いかもしれません。
それなら読むだけより効率よく読めるようになっていきますよね。
・話せるけど読めない
・読めるけど話せない
だと、後者のほうが習得しにくいのではないでしょうか?
話す時にもライティングのように文章を組み立ててから話す癖がついてしまうように思います。
つまり、スラスラ話しにくくなるということです。
逆に、前者の人は発音が既に頭に入っているので自然に入っていきやすいと思います。
もし、前者で「読む」「書く」がどうしても苦手な人は、読み書きは無理に頑張らなくても大丈夫です。そんなに困りません。
意外とリスニングができたら全てのことがこなせます。
例えば、海外のニュースでも店で何かを尋ねる際も聞いて話すことができれば全て解決します。
「じゃあ友達とチャットする時は?」
ヨーロッパではWhatsAppという日本のLINEのようなアプリがあるのですが、それで音声メッセージを送ることが多いんです。
私がスペインに住んでいた時はかなりの人がそうしていましたし、他のヨーロッパ諸国でもそういうことが多かったです。
ヨーロッパ以外の地域の事情はわかりませんが、そのような手段もあるということだけ覚えておいてください。
リスニングは「好き」なものから吸収しよう
あなたの好きなことはなんですか?
旅行、料理、スポーツ、ドラマ映画・・・。
いろいろあると思います。
それを学びたい言語で見てみてください。
YoutubeでもNetflixでも何でもOKです!
Netflixではその言語での字幕付きで見ることができます。
好きなものを見ていたら苦痛になりにくいですよね。
まずは、それを続けてみてください。
しかし、好きなものでも何を言っているかわからないものをひたすら聞くのは大変だと思ったかもしれません。
その場合は、Youtubeでも素晴らしいチャンネルがあります。
このチャンネルは身近なテーマで現地の人に街頭インタビューをしていくというものなのですが、英語翻訳が付いています。
そしてリアルな言葉が聞けるので、全く勉強っぽくありません。
ただインタビューを見ている感じで、しかも街の人の雰囲気をわかって面白いです。
多くの言語があるのであなたの学びたい言語も見つかるかもしれません。
語学は「リスニング」から始める
いかがでしたでしょうか?
語学は奥が深いですが、ちゃんとステップを踏めば確実に上達していくものだと思います。
続けていけばどんな言語でも習得できるはずです。
「リスニング」から始めてどんどん力をつけていきましょう!
今日も読んでいただきありがとうございます!