藤井風くんのカバーアルバム本当に魅力的!どこにそんな惹かれるのだろう?もっと知りたい!
そう思ったあなた!
この記事を読めば彼の魅力がさらにわかります!
オラ!アジャノです!
普段は音楽の記事を書いています。
今回は藤井風の『HELP EVER HURT COVER』の魅力を語ります!
「カバーなのにそんなに説明することある?」
と思う方もいるかも知れません。
実は見逃しがちですが、こちらも彼のオリジナル曲に匹敵するほどの魅力があるんです!
Youtubeに挙げている曲もありますが、実際に買って聞いてみてください。
極上の音質で彼の演奏を楽しむことができます。
またアレンジの仕方も違う所が多々あるので比べてみても面白いですよね。
2021年5月20日藤井風カバー集『HELP EVER HURT COVER』が復刻リリースされました!
【藤井風】ファンがカバーアルバムの魅力を解説!(ピアノアレンジ)
Carpenters – Close to you
この曲を1番に持ってくる所がまたいいですよね。
まさに歌詞で出てくる「天使」のような優しい声に包まれます。
アルバムの1番始めの曲って大切だと思うんです。
始めから元気に盛り上げてくれる曲もいいですが、しっとり聞きたい時にはぴったりの曲ですよね。
Carpentersの曲の良さを存分に引き出しながらも自分の色を付け加えている印象です。
Ed Sheeran – Shape of You
最近の洋楽を聞く人なら誰もが知っている「超」が付くほどの有名曲ですよね。
原曲とはまた一線を画したリラックスできるようなメロディー、極上ですよね。
またハモリがとても綺麗にまとまっている印象を受けました。
私が好きなパートは
Come on, be my baby, come onの後のoh oh oh ohhです笑
ここの美しいフェイクは鳥肌でした。
The O’Jays – Back Stabbers
原曲でのピアノの圧巻のイントロを見事に演奏していますよね。
彼のソウルフルな歌声が魅力的です。
本当に衝撃的な迫力で圧倒されます。
そして、日本人とは思えない卓越したリズム感だと思いました。
Burt Bacharach – Alfie
『Alfie』は1966年のイギリスの映画です。
この歌はアルフィーに語りかけるような口調で書いてあるのですが、内容は人生観を歌ったような深いものです。
それでいて説教臭くないのがこの曲のいいところだと思います。
藤井風オリジナル曲の解説でも紹介した通り、彼はとても思慮深いです。
そのため、この歌はまさに彼のパーソナリティーにぴったりな曲ではないかと思いました。
Ariana Grande – Be Alright
さあ、時代が最近に戻りました。
Ariana Grande。もはや全世代が知っている歌姫ではないでしょうか?
彼女は恋愛系以外の曲も多く歌っていますよね。
この曲もその1つで、辛い時に励ましてくれる歌です。
そしてここでのカバー、まさに暗闇の中で光が差すような歌声です。
原曲では強く生きていく女性というイメージでしたが、彼のカバーは全て受け入れて赦していこうというイメージが浮かびました。
Michael Jackson – Beat It
私はMichael Jacksonが生涯で最も好きなアーティストなので少し詳しく説明させてください。
原曲のハードロックな曲調とは一転、とても落ち着いた曲調ですよね。
原曲ではMVの影響もあり若く屈強な男のイメージですが、このカバーでは大人の女性というイメージです。
この歌はケンカの歌だと思われがちですが、実は真逆で「暴力では何も解決しない」というメッセージが込められています。
一回、音が鳴り止み「曲終わったかな?」と思ったら彼のソロが始まります。
あまりにも鳥肌で初めて聞いた時は本当に鳥になりそうでした。
The Animals – Don’t Let Me Be Misunderstood
この曲は初めて聞く曲でした。
そこで原曲を調べてみると多くの発見がありました。
まず、この曲では彼の歌声や演奏の強弱が素晴らしいです。
かなり歌いこなすのが難しい曲だと思いますが、見事に歌い上げています。
また間奏のアレンジが圧巻です。
私の好きな部分は1番最後の部分の
Oh lord please don't let me 「be」のファルセット(裏声)です。
Frankie Valli – My Eyes Adored You
「Can't Take My Eyes Off You」などでも有名なFrankie Valliの曲です。
このカバーは彼のとろけるような歌声が魅力的です。
ブリッジの
「All my life I will remember」からの彼の悲壮感を醸し出す素晴らしい表現力に圧倒されます。
Taylor Swift – Shake It Off
Taylor Swiftも今では全世代が知っていますよね。
彼女の代表曲の1つである『Shake It Off』のジャズバージョンです。
この心地よい音色は「フェンダーローズ」と言うらしく、おしゃれなバーで流れているような曲調にアレンジされています。
コーラス(サビ)の彼の低音がとても心地良いです。
また、セリフの部分もかっこよく魅力的です。
私の好きな部分は
2番のIt's gonna be alrightのフェイクです。
Amy Winehouse – Stronger Than Me
『Stronger Than Me』は2003年にリリースされ、話題を呼んだ曲です。
このカバーでは彼の音域の広さが際立ちます。
低音、ミックスボイス、ファルセット(裏声)を見事に使い分けています。
そして最後のソロが本当に圧巻です。
途中で音が1つにまとまるような感じがたまらないです。
Frank Sinatra – Time After Time
Cyndi Lauperの『Time After Time』だと思った方は少なくないはずです。
「この曲を最後に持ってきた理由はなんだろう」
と考えました。
この曲は「歳をとっても今と変わらず愛していく」という愛の歌なのですが、
彼の「time after time」の歌い方から今までの人生を振り返っているようにも思えました。
愛、寂しさ、感謝など様々な感情が入り混じっているように聞こえたのです。
そしてピアノ一つ一つのぽつりぽつりという音からなんともいえない哀愁を感じました。
また2番でテンポが速くなり、サビで戻る部分があります。
ここは「時には生き急ぐこともある」ということも暗示しているのかなと思いました。
とても奥が深い歌です。
藤井風カバーアルバムは、これまでのカバーの集大成
いかがでしたでしょうか?
ソウルミュージックが好きな方は特に今回のカバーアルバムの虜になると思います。
彼の演奏力、歌唱力、表現力全ての集大成ではないのかなと思いました。
もう既に日本でトップレベルのものだと思いますが、彼はさらなる高みを目指していくと思います。
これからの活躍に目が離せません。
5月20日藤井風カバー集『HELP EVER HURT COVER』が復刻リリース!
『NAN-NAN SHOW 2020』DVD & 『HELP EVER HURT NEVER』アルバムはこちらから!
『HELP EVER HURT NEVER』全曲の詳細はこちらをご覧ください!
【藤井風】アルバム全曲の歌詞考察とまとめ(本人の曲解説も)
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