Vaundyの『napori』エモすぎ!この曲はどんなメッセージを含んでいるのか知りたい!
そう思ったあなた!
この記事を読めばこの詩の魅力がさらにわかります!
オラ!アジャノです!
普段は音楽の歌詞考察記事を書いています。
今回はVaundy『strobo』徹底解説第九弾!
美しいほどにおしゃれな曲「napori」に込められたメッセージを徹底解説&考察します!
歌は様々な解釈があった方が素敵なので、個人の解釈として参考までにお願いします!
Vaundy『napori』が収録されたアルバム【strobo】はこちら!
それではいきましょう!!
【Vaundy/napori】歌詞を徹底考察!儚く悲しいラブソング
みなさんは「napori」と聞いてどのようなイメージを思い浮かべますか?
イタリアのナポリを思い浮かべた人は少なくないでしょう。
「ナポリを見てから死ね」という言葉を聞いたことがありますか?
これはイタリアの有名なことわざで、日本でも広く知られています。
つまり、ナポリの絶景を見ずに死んでしまっては、生きていた甲斐がない。
それほど美しいことの例えですね。
なぜこのような紹介をしたかと言うと、おそらくこの歌詞で出てくる「君」はそれほど美しい女性なのでこの言葉が使われているのではないかと思いました。
そのためこの歌詞は
もっと君と一緒にいたいけど、離れなければならない僕たちの歌
ではないかと思いました。
それでは歌詞を詳しく見ていきます。
napori 1番
ろくな音楽もなくて
napori/Vaundy
そんなひびをまた2人で
僕ら指にラブソングで
今夜も二人で歩いてこ
解説:ここで出てくる「ひび」。
なぜ平仮名なのかと考えました。
おそらくこれは2つの意味があると思います。
1つ目は「日々」。
2つ目は関係にひびが入るの「ひび」ですね。
「指」
この歌詞ではサビでも指が出てきます。
おそらくそれが僕たちの関係を確かめ合う「サイン」なのだと思います。
2人になって
napori./Vaundy
君を待って
思い出したんだ
僕が
大人になって
思い出すのは君じゃないかな
あれは
解説:1番と2番の歌詞で「僕」と「君」が対照的に描かれていますよね。
大人になって思い出すのは「君」じゃない。
もう気持ちが冷めてしまったということでしょうか?
サビで本当の気持ちが描かれています。
縁そっとflight
napori/Vaundy
僕ら互いの指を絡めあってもう
naporiずっといたいよ
ここで見つめあって互いに安堵する
oh right oh right oh right
絡めあっていく
oh right oh right oh right
解説:「縁そっとflight」
これは「very soft flight」と言っていると彼がインスタライブで言っていました。
ゆっくりと優しく指を絡めていき安心する2人の様子が描かれています。
「ずっといたいよ」という部分からもわかるように「僕」は本当は一緒にいたい、離れたくないと思っています。
oh rightはalrightとは少し違います。
「そう、そんな感じ」と言ったところでしょうか。
napori 2番
当然こんな夜にはコーヒーがいいだろ
napori/Vaundy
そんな僕の横でハイボールを1口
もう
なんて言うんだろ
そう君見てると
酒入ってなくても
酔いが回るんだな
解説:もう離れなければならない君との時を大切にしたい。
一晩中起きていたいと僕は思います。
「君」が横でハイボールを飲む。
「君見てると酒入ってなくても酔いが回るんだな」
お酒の似合う素敵な女性なのだと思います。
ちなみにこの曲をリリースした時、Vaundyは19歳でした。
彼の才能が溢れすぎていて言葉を失います。
音になって
napori/Vaundy
大人になって
思い出したんだ
君が
大人になって
思い出すのは
ぼくじゃないかな
いずれ
解説:「僕」は音楽をしながら大人になりました。
それで「君」は「僕」と一緒にいるべきではないと思うようになったのではないでしょうか?
「僕」が音楽という華やかでありながらも不安定な職業で生きていく。
「僕」は「君」の幸せを1番に考える中で、一緒にいても幸せにさせてあげられないと思ったのでしょう。
君と
napori/Vaundy
縁そっとflight
僕ら互いの指を絡めあってもう
naporiずっといたいよ
ここで見つめあって互いに安堵する
oh right oh right oh right
絡めあっていく
oh right oh right oh right
二人はキスをする
oh right oh right oh right
絡めあっていく
oh right oh right oh right
解説:最後の「二人はキスをする」の部分。
歌い方から哀しさが伝わってきますよね。
ずっと「僕」が一人称で主観的に書かれていたのに、なぜここだけ客観的に書かれているのでしょうか?
これは私の予想ですが、おそらく「僕」は別れた後も「君」をずっと忘れられない。
だから「君」との思い出を回想しているのではないでしょうか?
「僕が大人になって思い出すのは君じゃないかな」と言っていたのはやはり本音ではなく、「君」に対する「優しさ」だったことがわかります。
napori、切ないラブソング
いかがでしたでしょうか?
「一緒にいたいのに一緒にいられない」
ということから、「僕」は余命が短いという解釈もあるかもしれません。
私はこの曲の音とリズムが大好きです。
「エモい」という言葉で表現するのもはばかるくらいの素敵な音楽ですよね。
Vaundy 1stアルバム『strobo』はこちらから!
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